緊急告知!
PCB(毒性物質)が含まれるX線発生装置を使っている施設様はご注意ください!
期限を過ぎますと廃棄処分ができなくなります。
期限内に処理しないと、永久に施設で保存しなければなりません。
PCBが含まれている可能性が高い機種
東芝
KXO-5K
KXO-12(DC-12M)
日立
DR-125およびDR-155
※その他の全波製流型X線装置も可能性があります。
PCBとは?
PCBとはPoly Chlorinated Biphenyl(ポリ塩化ビフェニル)の略称で、人工的に作られた、主に油状の化学物質です。
PCBの特徴として、水に溶けにくく、沸点が高い、熱で分解しにくい、不燃性、電気絶縁性が高いなど、化学的にも安定な性質を有することから、電気機器の絶縁油、熱交換器の熱媒体、ノンカーボン紙など様々な用途で利用されていましたが、現在は製造・輸入ともに禁止されています。
PCBの毒性
脂肪に溶けやすいという性質から、慢性的な摂取により体内に徐々に蓄積し、様々な症状を引き起こすことが報告されています。
PCBが大きく取りあげられる契機となった事件として、1968年(昭和43年)に食用油の製造過程において熱媒体として使用されたPCBが混入し、健康被害を発生させたカネミ油症事件があります。
カネミ油症は、昭和43年10月に、西日本を中心に、広域にわたって発生した、ライスオイル(米ぬか油)による食中毒事件です。
症状は、吹出物、色素沈着、目やになどの皮膚症状のほか、全身倦怠感、しびれ感、食欲不振など多様です。
※上記内容は環境省のHP「PCB早期処理情報サイト」より引用
該当する施設様がありましたら
ぜひご相談下さい。