こちら、富士フィルム社製のCT装置です。
低被ばく×高画質
・逐次近似処理をルーチン検査に
被ばく低減に有用な逐次近似処理は計算量が膨大であるため、従来のルーチン検査に適用することが困難でした。
FRでは、逐次近似処理をルーチン検査でご使用頂けることをめざして画像処理ユニットを一新し、処理速度が向上しました。
・ご施設ごとの最適なセッティング
ノイズ低減強度は7段階から選択可能です。
ご施設の運用ポリシーに沿った適切な被ばく線量で、画像ノイズ低減やアーチファクト低減による高画質な画像を提供します。
・低管電圧撮影
一般に、低管電圧撮影はヨード造影剤によるCT値の上昇や低コントラスト分解能の向上が期待できます。
低管電圧撮影で増加するノイズをIntelli IPにより低減し、被検者の負担を軽減します。
・全身どこでもサブミリ(0.625mm)撮影で
0.625mm×64ch=40mm幅の高精細ワイド検出器を搭載し、全身どこでも短時間でサブミリ撮影が可能です。
・最小スライス幅0.625mm
X線受光部は、隔壁によって区切られています。この隔壁の厚さの分だけX線利用効率が低下します。
X線利用効率と空間分解能にはトレードオフの関係にあり、最小スライス幅0.625mmの検出器を搭載しています。
・臨床有用性
広範囲の撮影をすることが可能になるため、頭部の撮影や、腕をおろした撮影、腹部の多時相造影撮影など、様々な検査で効果を発揮します。
詳しくはメーカーカタログ(PDF)をご覧ください