医療機器について気をつけること
特に機器は、予算的に無理のない範囲で備え、徐々に充実させていくのが無難なやり方です!またその方がやる気が出てきます。
ちょっと足りないくらいが後々の楽しみも増えますし、新しい機器を導入されるとモチベーションがUPされます。

弊社では、中古機器で代用がきくものは、どんどんご提案をさせて頂きます。
施行に関して気をつけること
動物病院の工事を動物病院専門の業者ではなく、お知り合いの方に頼まれるケースがよくありますが、当社はあまりオススメしておりません。
確かに金額的に若干安くはなりコスト削減もでき、またお知り合いなので安心感があるかと思いますが、飛びぬけて安くなるわけでもありません。最低必要な材料費がありますし、施行をされる人工代等削減には限界があります。また専門の業者でないことで、動物病院特有の気遣いがなされていない部分が結構あり、その点を先生ご自身がチェックしていくのは非常に大変です。
下記の点は一般的な施行会社ではあまり考える事がない為、やり直すケースが多いようです。
- 動物病院に合わない、工事での素材選定や施工方法をしてしまう
- 動物の爪などで、すぐにビリビリ破れてしまう素材を選定してしまう
- 動物の糞尿が染み込んでしまう施工をしてしまう
- 照明が暗く(数が足らない)診療に支障をきたしてしまう
- コンセントの数が足らず、タコ足配線になり、火事の恐れが起こる
- 画像ネットワークを考慮せず、LAN配線などが露出状態になってしまう
- レントゲン室の適切な鉛防御がわからない
- 適切な空気環境を考えずに、動物の毛や埃まみれの病院になってしまう
- 入院ゲージなどの大きさが分からずに、搬入できない
- 天吊り無影灯などの、吊りボルト(補強を含む)施工が分からない
- 水道の給排水の位置や、用途に合った水栓器具が分からない
- 犬舎の防音
- 猫舎の換気
総合的に、先生及びスタッフの業務における動線の把握が出来ていないため、非常に無駄で使いずらい病院になってしまう事が、多々あります。
その他動物病院の施工には気をつけておくべき細かな点がいろいろあります。ですので、当社は専門業者に頼んだ方が結局得策だと考えています。その他の気をつける点をお聞きになりたい方はぜひお問い合わせください。